償却方法には定額法と定率法があります。
どちらを使うかは会社に任されています。 しかし、いったん選択した方法は継続して使うのが原則です。
定額法は取得価額を耐用年数で割って年々の償却額を求めます。 実際には、償却率=1耐用年数という算式で償却率をあらかじめ計算しておき、取得価額にこれを掛けて償却額を求めます。
償却率は省令で少数点以下第3位までの数で決められています。 こうして計算された償却額を年々費用化して固定資産の簿価を落としていき、最後には備忘価格として1円を残して償却が終わります。
定率法では、定額法の償却率の2.5倍の数を償却率とし、これを前期末の簿価に掛けて年々の償却額を求めます。 年々減少していく簿価に同じ償却率を掛けるわけですから、年とともに償却額は減少します。
なぜ2.5倍の数かというと、この数を使うとうまい具合に耐用年数が終わった時点で簿価がほぼゼロ近くになるからです。 ただ、定額法と違い、正の数である簿価に1より小さい数の償却率を掛けていくわけですからいつまでたっても残存簿価はゼロにはなりません。
ちなみに、2.5倍の償却率で最後まで計算してみると、最終年度末には、5年償却で取得価額の3%の簿価が、10年償却で6%の簿価がそれぞれ残ることになります。 そこで、こうした残存簿価を残さないため、償却が進んで定率法で計算した償却額が残りの耐用年数で均等償却した場合の償却額より小さくなると均等償却に切り替えることになっています。
すなわち、耐用年数の最後のほうになると残った期間での定額償却に切り替わるわけです。 実際には機械的に償却額が計算できるような償却率表が省令で定められています。
定額償却は年々の償却額が同じです。 定率法の償却額は4年目までは定額法より大きくその後はその反動で定額法より小さくなっています。
しかし、期末簿価は常に定率法のほうが小さい、ということは償却累計額は常に定率法の方が大きい、言い換えれば、定率法の方が償却を前倒しで行うことを意味します。 定率法の償却率が8年目から変わっています。

8年目以降の3年間は年々3分の1ずつの均等償却になっています。 年々の償却額とその期末簿価(=未償却残高)をグラフにして見ると、定率法の方が償却を前倒しでおこなっている様子がよく分かると思います。
残存簿価について過去に償却の勉強をされた人のなかには、償却計算は残存簿価10%を引いて償却率を計算する、というふうに記憶している人がおられるのではないでしょうか。

Webサイト制作などの小さなヒントを元に順番を選びましたが、たくさんのWebサイト制作の問題にあたって慣れるしかありません。

現時点で最高のホームページ制作のお手伝いをのため、ホームページ制作の意識を持つことが重要です。